大阪大学 大学院理学研究科・理学部 分析機器測定室

バイオカロリメトリー

バイオカロリメトリー(ITC, DSC)

学内共用利用(科学機器リノベーション・工作支援センター登録機器)

学外共用利用(科学機器リノベーション・工作支援センター登録機器)

学外共用利用(大学連携研究設備ネットワーク登録機器)

 

等温滴定型カロリメータ(微量・高感度、ITC)

  • MicroCal PEAQ-ITC型
  • 設置場所 D103
  • 機器詳細・特徴
    • MicroCal PEAQ-ITCは、iTC200の後継機になります。
      PEAQ-ITCは溶液中の生体分子の相互作用をノンラベルで測定できる高感度で低容量の等温滴定型カロリメータです。 このシステムでは、1回の測定ですべての結合パラメータをダイレクトに測定し、親和性が弱いバインダーから高いものまで、わずか10µgのサンプルを用いて解析できます。 セミオートのメンテナンス機能によりオペレータの介入が最小限で済みます。

      iTC200より、ベースラインの安定性、オート洗浄機能が向上しています。

 

    • セル容量200μl(VP‐ITC比1/7)で測定可能
      測定時間15~30分程度に短縮(VP‐ITC比1/2~1/4)
      測定温度範囲 2~80℃、セル容積 200μl、滴定量 0.1~40μl
超高感度等温滴定型カロリメータ(微量・高感度、ITC)

 

等温滴定型カロリメータ(微量・高感度、ITC)

  • MicroCal iTC200型
  • 設置場所 D103
  • 機器詳細・特徴
    • 分子生物学の分野において、タンパク質とリガンドの結合を溶液状態のまま観測する事が可能で、タンパク質‐リガンドの乖離定数の算出が出来る。
      さらに結合に伴う熱量の変化を測定しているため、エンタルピー変化などの熱力学的解析が可能である。
      分子生物学の分野に限らず、化学や物理の分野においても、化合物同士の会合や、分子の重合など、幅広い反応を測定することが可能である。
    • セル容量200μl(VP‐ITC比1/7)で測定可能
      測定時間15~30分程度に短縮(VP‐ITC比1/2~1/4)
      測定温度範囲 2~80℃、セル容積 200μl、滴定量 0.1~40μl
超高感度等温滴定型カロリメータ(微量・高感度、ITC)

 

等温滴定型カロリメータ(ITC)

  • MaicroCal VP-ITC
  • 設置場所 b136
  • 機器詳細・特徴
    • 分子間相互作用に際して生じる微少な発熱量や吸熱量を高感度で測定し、結合の熱力学的情報を得るための装置。
      さらに微量・高感度の分析には等温滴定型カロリメータ(iTC200)をご利用ください。


超高感度等温滴定型カロリメータ(ITC)

示差走査微小熱量計(DSC、溶液専用)

  • CSC Nano-DSC
  • 設置場所 D103
  • 機器詳細・特徴
        • 試料の温度を変化させ、そのときに生じる熱の出入りを定量的に測定する装置。
          たとえばタンパク質の温度変性や、DNAが温度によって2本鎖が1本鎖になる反応などが解析可能。
        • 測定温度範囲:-10℃~130℃


示差走査微小熱量計(DSC)

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